3日目

★ 本日の予定 ★

終日自由行動

 オプショナルツアーに参加(ヨーホー国立公園とモレーンレイク観光)

バンフスプリングスホテル宿泊  


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今日も終日自由行動なのですが、オプショナルツアーに参加しました。LOOK JTBのヨーホー国立公園とモレーンレイク観光です。
9:00に大型バスでホテルを出発し、ヨーホー国立公園に向かいます。
「ヨーホー」というのは、ネイティブ・インディアンの人々が深い感動を表す時の言葉だそうです。この周辺の雄大な風景に心を揺さぶられたというところから、名づけられたという事です。
 
 

国道の横には延々と線路が続いています。今では週に1本の客車以外は貨物専用になっているそうです。何度か貨物列車が走っているのを見かけましたが、編成の長さは半端ではありません。ざっと数えてみても70両以上つながっています。ガイドさんによると、まだまだこれは短い方なんだそうです。踏み切りがなくて良かった。
 
 

スパイラル・トンネル、タカカウ・フォールズ等を経てキッキング・ホース・リバーのナチュラル・ブリッジを見学しました。
スパイラル・トンネルは山の急勾配を登る為に、らせん状に線路が作られたトンネルです。
また、「タカカウ」とはネイティブ・インディアンの言葉で「なんて素晴らしいんだろう」という意味です。
「キッキング・ホース」とはその名の通り、ある人物が馬に蹴られた事から名づけたという事で・・・・・。
この様に1つ1つの山や川にそれぞれのエピソードがあるのです。なんか命名の仕方が安直だなあ。

さて、ナチュラル・ブリッジは、水流が長い年月をかけて岩壁を削ってできた石の橋です。この川を流れる水も、驚くほど美しいエメラルド色をしています。

 
 
 

バスはようやくエメラルドレイクに到着。エメラルドレイクの美しさはレイクルイーズにも勝るとも劣らないくらい、素晴らしかったです。湖面の色がまさにエメラルド色なのです。近づいて見ると湖の底がきれいに透き通って見えます。水深は最大28mと以外に浅いという事です。
ここではカヌーに乗ることもできましたが、もっときれいなビューポイントはないかと、林の奥まで進んで行きました。

エメラルドレイクを出発する頃には雲行きが怪しくなってきました。そうこうしているうちに、空から白い粒が・・・ヒョウが降ってきたんです。ちょうど良いタイミングでバスに乗り込み出発。
 
 

レイクルイーズの近くにある、レイクルイーズ・ステーションという古い駅舎を改造した洒落たレストランで昼食です。
レストランの横には本物の列車も停まっており、その中もレストランになっているそうです。但し列車の部屋はディナーのみの営業です。
レストランの周りには例のごとく地リスがたくさん生息しています。ふと地面を見ると土筆がたくさん生えていました。約30年ぶりに見たような気がします。
 
 

昼食後バスはモレーンレイクへ向かいます。あいにくこのあたりで雪が降ってきて見通しが悪くなってきました。それに加えて湖面がまだ完全に溶けきっておらず、水かさもこれから増えて行くとの事。このモレーンレイクに関しては、少々時期が早かった様です。少し残念でした。

カナディアンロッキーの山肌を観察すると、地層が縦、横、斜めと山毎に違っています。これらの岩を観察しているだけでも結構興味深い物があります。
 
 

17時でツアーも終了し、バスはホテルに到着。少し休憩した後、ホテルの裏手からバンフで最も有名な滝、ボウ滝を見に行きました。
よく話題になるのが、マリリン・モンロー主演の映画「帰らざる河」がここで撮影されたということですが、私達の年代ではちょっとわからないですよね。近くで日本人カップルの結婚式があったようで、ボウ滝をバックに皆さんで記念写真を撮っていました。
ボウ滝は今の時期、雪が解けて水かさが増えているので、美しさや迫力も満点です。ボウ滝付近から見るバンフスプリングスホテルは、まさに絶景です。
 
 

この付近にも地リスが多く生息しています。近づくと彼らはすぐに逃げてしまいます。シマリスは逃げることがないのですが、やはり地面と木の上という棲家の差なのでしょうか。あちこちの地面に穴が開いており、まさにもぐらたたき状態です。

 

 
 
 

ボウ滝からホテルに帰る途中、突然妻が「クマ!」と叫んで逃げようとしました。私も一瞬驚いて逃げようとしましたが、少し冷静になってもう1度目を凝らしてよく見ると確かに黒い動物が・・・ん?!横には人間がいるではありませんか・・・・・なんかおかしいぞ?ひょっとして???そうなんです、それは真っ黒な犬だったんです。大体カナディアンロッキーの大自然の中で、犬がいるとは思わなかったから・・・。(ちょっと、いいわけでした)

 
 
 

今日の夕食はパリズという店でシーフードを食べました。味は・・・?もちろん美味しかったに決まっているじゃないですか。しかしガイドさんにいわせれば、バンフでシーフードは、あまりお勧めではないようです。